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title: 次の100年事業が、社長の口から出た日 - 庭が生まれるまで⑶ -
description: 次の100年に向けた山崎文栄堂のビジョン、「情報統合ファイリング」が生まれた瞬間とその意義を探ります。
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# [次の100年事業が、社長の口から出た日 - 庭が生まれるまで⑶ -](https://filing.co.jp/garden/vol004)

 作成者: [ファイリングの庭](https://filing.co.jp/garden/author/ファイリングの庭)｜Jul 21, 2026, 4:00:00 AM

2026年5月12日。

その日のミーティングは、いつもと少し違っていました。

## ふと、社長の口から

対話の途中、社長がふと、こう言いました。

> 「新しい情報統合っていうのが、次の山崎文栄堂の100年だなぁ」

その言葉が、ミーティングの空気を、変えました。

情報統合ファイリング。

社長の造語です。  
検索しても、どこにもヒットしない言葉。  
けれど、その日、社長の中では、すでに次の100年の輪郭ができていたのだと思います。

## アスクルランサムウェアが、目を覚まさせた

2025年10月のアスクルのランサムウェア感染。

あの一件は、私たち山崎文栄堂にとって、本業に大きな影響を及ぼす出来事でした。

同時に、社長にとっては、何かを目覚めさせる出来事でもありました。

> 「情報が、自分たちのものじゃなくなった時代なんですよ、今は」

紙で管理していた時代は、鍵付きのキャビネットに、書類を保管していました。  
電子化された時代も、まだ自社サーバーに、データがありました。  
けれど、クラウドの時代になって、情報は、世界中のどこかに置かれるようになった。

便利になった、その裏側で、  
情報の主権が、少しずつ、自分たちから遠ざかっていた。

それを、ランサムウェアが、教えてくれた。

## 紙からAIまで、地続きで

社長の頭の中には、こんな図がありました。

紙のファイリング。  
電子のファイリング。  
クラウドのファイリング。  
そして、AIのファイリング。

この4つは、断絶しているのではなく、地続きなのだと、社長は言います。

> 「紙の整理ができない会社が、AIを使っても、ぐちゃぐちゃのままなんですよ」

紙→電子→クラウド→AI。

この順番で、整えていく。  
いきなりAIを導入するのではなく、まず紙が整い、次に電子が整い、クラウドが整い、その先にAIがある。

これが、社長が構想する「情報統合ファイリング」の、骨格でした。

## filing.co.jp を、20年前から

この話をしていた時、社長が、ふと打ち明けたことがありました。

> 「実は、filing.co.jp っていうドメイン、20年前から持ってるんですよ」

櫻井も、宮地も、角川さんも、驚きました。

20年前。  
まだ、クラウドという言葉が一般的でなかった時代。  
まだ、AIが今のような形で語られていなかった時代。

その頃から、社長は、  
「情報を整える」ということが、この会社の未来の中心にあると、直感していたのかもしれません。

## 整えるのは、書類だけじゃない

5月18日のミーティングで、社長は、こんなふうに話してくれました。

> 「整えるって、ファイリングだけじゃないんですよ。人・もの・お金・時間・情報・経営資源・心・体、全部です」

この言葉を聞いた時、私たちの中で、何かが繋がりました。

私たちがやってきた「整える」という仕事は、  
書類を整えていたようで、本当は、それだけではなかった。

お客様の会社の、時間の使い方を整えていた。  
社員の心の在り方を整えていた。  
お金の流れを整えていた。

「整える」という一つの動詞が、こんなにも広い意味を持っていたことに、  
私たち自身が、改めて気づいた瞬間でした。

## 次の100年が、始まっている

情報統合ファイリング。

この言葉が、社長の口から出たあの日から、  
山崎文栄堂の次の100年は、静かに、動き始めていました。

そしてこの構想を、どう社会に伝えていくか。  
私たちのメディアが、どう役に立てるか。

それが、櫻井と、宮地と、角川さんの、次のテーマになっていきました。

*執筆:山崎文栄堂 櫻井友子・宮地宏彰 / 編集:角川英治(株式会社フブキ)*

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